■特長
●近赤外線90°散乱光測定 高感度SS/濁度センサー
最大級面積200mm2以上の受光素子で高感度SS検出、又、近赤外LED、可視光カットフィルター付きで外部光や着色の影響をカット、ノイズに強く安定した測定を保証
●参照光付、LED光源輝度自動補正
LED劣化や温度変化による誤差を自動補正SSセンサー
●簡易ゼロ校正板、標準付属でゼロ校正が容易
第二ゼロ標準の簡易ゼロ校正板使用でゼロ校正水が無用(第一ゼロ標準は純水を使用します)
●SS濃度と濁度を切換えて測定可能
SS(浮遊物質)濃度と濁度を選択測定できます
●SSと濁度の相関係数y=a+bx演算機能付SS計
手分析法で求めた検水のSSと濁度の相関係数をMODEキー、△▽キー操作で設定可能
●検水のSS濃度値に1点又は2点校正も可能
手分析後の検水のSS濃度値にスパン校正も可能
●気泡に強いSS/濁度センサー
流体力学的にデザインされた流線型センサーで気泡に強い
■SSとは?Suspended Solidの略。
水中の浮遊物質と言う意味。
■SSの手分析方法は?
グラスファイバー濾紙法
検水を吸引濾過⇒濾紙乾燥⇒計算
SS=(b-a)×1000÷検水量
a=濾過前の濾紙の重量
b=濾過、乾燥後の濾紙の重量
■相関式y=a+bxの求め方
サンプルを1日3回(朝昼晩)で1週間採取し、SSと濁度を測定し、計算して求める。
■仕様
本体 |
品番 |
MB27T-5ZK |
測定原理 |
近赤外90°散乱光測定方式 |
表示 |
LCD4桁 |
測定範囲 |
濁度:0~500NTU
SS:0~500度
※ご指定:0~1000、または0~20 |
分解能 |
0.1/0~100の範囲
1/100~500の範囲
フルスケール 1000の場合:1
フルスケール 20の場合 :0.01 |
再現性 |
±2%FS以内(一定条件で) |
SS換算機能 |
SS換算係数の設定が可能
(x=濁度、y=SSでy=a+bx) |
ゼロ校正 |
第一標準:純水
第二標準:簡易ゼロ校正板 |
スパン校正 |
1:フォルマジン濁度標準液で校正後SS換算係数設定
2:直接SS校正(手分析後のサンプル水のSS濁度に1点又は2点校正) |
自己診断機能 |
電池電圧、校正異常、検出器異常 |
周囲温度範囲 |
0~40℃ |
電源 |
単4アルカリ乾電池(LR03×3本)
オートパワーオフ機能付 |
付属品 |
本体、検出器(MB27RD-120ZK)、
簡易ゼロ校正板、取扱説明書、携行ケース |
検出器 |
品番 |
MB27RD-120ZK |
測定原理 |
近赤外90°散乱光測定方式 |
検水温度範囲 |
5~40℃、溶剤、強酸化物の共存不可 |
接液部材質 |
PVC、石英ガラス、SUS-304 |
ケーブル長 |
6m標準 |
重量 |
約500g(ケーブル別) |
オプション |
濁度標準液(第一標準:フォルマジン溶液250ml)
測定/校正容器(PVC) |
■オプション
品番 |
品名 |
備考 |
MB27RD-120ZK |
検出器 |
上記仕様表参照 |
MB27T-5ZK-OP1 |
トレーサビリティ書類※1
|
(新品時)試験成績書、体系図 |
MB27T-5ZK-OP2 |
フォルマジン濁度標準液500ml |
500ml |
MB27T-TOR |
浮遊物質データ登録書 |
- |
MB27T-TSS10CDK |
濁度・SS相関データ作成費※2
|
10検体 |
※1:校正証明書は付きません。また、試験成績書のみの発行は出来ません。
※2:送付いただいた検水の濁度測定、SS(mg/L)の分析および相関データの作成費用です。相関データ作成費に採水は含んでおりません。