高濃度CO測定器M763GSGHDは、測定現場への持ち運び、利便性、操作性を重視したハンディタイプの測定器です。オリジナル高精度センサを搭載することで、これまでになくスピーディーに、3%までのCO(一酸化炭素)測定を可能にしました。
■特徴
応答性が速く、ガス選択性に優れているため雑ガスの影響が少なく、瞬時に正確な測定が可能です。0.9kgと軽量
で小型なので、様々なシーンでお使いいただけます。また、電池式なので、測定現場へ直接持ち込むことが可能で
す。
■使い方
1. 電源を入れます。150秒の暖機運転を開始します。 | 2. 零調整ボタンを押し、5秒待ちます。 表示が「0.00」となれば測定可能。 |
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3. 測定したいものにノズルを向けて測定開始。 |
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■製品内容
■技術情報
● 一酸化炭素だけを検出する高精度なセンサを搭載しました。
応答性が速く、ガス選択性に優れているため雑ガスの影響が少なく、瞬時に正確な測定が可能です。
● 高濃度COを数値化することで適切な点検メンテナンスが可能になり、しっかりとしたデータ取りができ保安活動
に役立ちます。
ガス機器点検の際に、機器から発生しているCO濃度の最高値まで正確に把握することで、的確な点検メンテナン
スが可能となり、ユーザーに対しても燃焼機器の状態を数値化することで、状況説明等にも非常に効果的です。
● 目による確認が困難な箇所も。最小破壊で残火の有無を確認できます。
測定器の採取管は直径8ミリ。最大でも1センチ程度の穴を開けるだけで、目による確認が困難な床下やダクトの
中、畳の合わせ目などの一酸化炭素濃度を測定することができます。水浸しの布団など、消火したかどうかを確認
することが困難な箇所の残火確認にも非常に有効です。
高濃度CO測定器 感度比較 | 赤外線分析計と高濃度CO測定器精度比較 |
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■こんな使い道に適しています
●ガス機器排ガス中のCO濃度測定
●湯沸し器の保守点検
●業務用厨房機器の保守点検
●各種燃焼機器の保守点検
●火災現場のCO濃度測定
●火災現場の再燃発見
●火災現場の隊員への二次災害防止
●車輌排ガス中のCO濃度測定
●その他環境調査
■仕様
測定ガス | 一酸化炭素 |
検知原理 | 接触燃焼式 |
電源 | 単三型乾電池6本 |
連続使用時間(使用環境により異なる) |
アルカリ・ニッケル水素(約3時間) |
測定器本体外寸法 | (W)74.4×(H)177×(D)47mm |
重量 | 約0.9kg (採取管フィルターユニット及びレザーケース含む) |
精度 | ±10%RD以内 |
使用温度範囲 | 0~40℃ |
測定モード①・② | ①ピーク値ホールド測定、②瞬時値測定の2モード |
測定モード① 【ピーク値ホールド測定】 | 通常時はピーク値をホールドして測定表示する |
測定モード① 【瞬時値測定】 | 瞬時値ボタンを押したままの状態時 (瞬時値LEDランプ緑点灯) |
濃度表示 | 7セグメント LED赤 |
表示内容 | 3桁表示 0.00~3.00%表示 |
3.00%以上の場合は、3.00の点滅表示 |
電源投入 | スライドスイッチで入・切 |
電源投入後の暖機時間150秒間LEDランプ赤点灯 |
零調整 | プッシュスイッチ(5秒間待機) |
標準付属品 | ・単三乾電池(アルカリ):6本 ・採取管ノズル:1本(伸縮式/先端脱着式プローブ式) ・採取管:1式(活性炭カートリッジ1本) ・レザーケース:1個(ストラップ式) |